【エコアイデア】 家で外飯(そとめし) 投稿:深澤会長

【家で外飯(そとめし)】

6月、晴れた日の夕方近くになると、右手にコップ、左手に缶を持ったおやじがいそいそと庭の隅の自作ベンチに移動をはじめる。気が向けば、畑で採れた野菜や塩麹に漬けた野菜をつまみに持参する。風に吹かれていると、おかずやらご飯やらがこれまた自作のテーブルにならぶ。箸やコップを口とテーブルの間に往復させている内に櫛形山に日が沈みかける。我が家の初夏の夕食のワンシーンだ。

今年の8月は夕方がいい感じで、月の半分は外飯だった。9月になると、虫の声が夕食を盛り上げてくれる。つまみに焼き物が欲しくなるとロケットストーブの出番だ。ロケットストーブは、一斗缶やオイル缶を使って自作した燃焼効率抜群の薪コンロだ。マッチ一本で点火し、薪がどんどんめらめら、ゴーゴー燃える優れもの。強火の遠火でサンマを焼くと、ほっぺが落ちてこれまた焼けていいにおい。春から我が家ではご飯炊きはロケットストーブオンリーとなった。そして土曜や日曜の朝も小気味よく晴れると、やおらそとめしとなる。たまには、「我が家でリゾート」いや「ティファニーで朝食を」である。

何がエコかというと、夏のくそ暑い夜、エアコンや扇風機、電灯、電気釜を使わずに、たまにはガスも使わずに夕食をとると言うことだ。その甲斐あってか、我が家の夏の電気代は前年度に比べ5~8%減少した。皆さんもこんな外飯はいかがですか?

投稿 : 深澤

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